2013年12月31日

手軽にゲームブックの電子書籍を作る方法

追記:こちらの記事は古くなっております。
効率的な方法を記したエントリーが公開されていますので、そちらの記事から一読されることをお勧めします。

新しい記事: 電子書籍のゲームブック作成




「でんでんコンバーター」で電子書籍としてゲームブックを製作する記事を前にしました。
とはいえテキストファイルをマークダウンで書き直すのも大変かもしれません。

そこでそういったタグを使わずに電子書籍を製作する方法を今回記事にします。
特段専用ソフトをインストールしたり料金を払ったりする事もありません。

ネット環境があれば出来る事なのでうまくやればスマートフォン一つでゲームブックの電子書籍が作れるかもしれません。

まずブログサービスでブログのアカウントを取ります。
ブログを持っているのならそのブログを使っても構いません。その際は新しいカテゴリーを作成してそのカテゴリーで記事を投稿します。

ブログサービスはメジャーなものなら何でも構いません。
mixi、livedoorBlog、yaplog、ウェブリブログ、Amebaブログ、So-netブログ、gooブログ、exciteブログ、Seesaaブログ、fc2ブログ、ココログなどの他にwordpressやMovableTypeなんかのブログソフトウェアでも良いようです。

アカウントの取り方は各サービスのヘルプページなどを参照ください。

これであなたもブロガーです。

ではなく、電子書籍でゲームブック作成でしたよね。。。

電子書籍でゲームブックを作るのになんでブログなんか開設しなけりゃならないんだよって思いますよね。
まだまだこれからです。

そのまま作りたいゲームブックをブログに記事にして投稿します。
ここではSeesaaブログにアカウントをもう一つ開設して作成しました。
ここのブログがSeesaaブログなのと一人5個までブログを持てるそうなので遠慮なくブログ開設しました。
内容は以前と同じクソゲームブックです。

まずはタイトルを「一」にして1のパラグラフを本文にして書きます。選択肢も本文に入れます。
画像なども挿入します。

15.jpg

文字装飾は必要ありませんが、空行や行頭を下げたりして読みやすいようにしましょう。
他の人に読まれたくない場合は記事を非公開にします。デザインなども何でも構いません。

そのまま二というタイトルの記事を新たに作り、本文にはパラグラフ2の文章を書き込みます。
そのまま最後まで続けます。

一応全パラグラフを記事にして保存しました。

14.jpg

出来上がったブログはこちらです。http://gamebook-test.seesaa.net


さてここからがゲームブックの電子書籍の作成開始です。

ブログのマイアカウントの設定ページに「ブログの書籍化」という項目がどこかにあるはずです。
大手のブログサービスならどこかしらに存在すると思います。
見つからなかったらブログサービスのヘルプを探してみてください。

少なくとも上記で挙げたブログサービスにはその項目があるはずです。
なければブログのデータをMT形式ファイルに出力出来るかどうか調べてみてできるなら出力して保存します。

それもできなければそのブログは使い物になりません。アカウントを消去して捨てましょう。
おもに楽天のブログなんかは使えないブログの一つです。
wordpressやMovableTypeなんかのブログソフトウェアはそのままMT形式で出力できるはずです。

Seesaaは「設定」メニューに「ブログの書籍化」というアイコンがあります。

13.jpg

それをクリックします。

Seesaaでは次のような画面になります。

12.jpg

その他のブログサービスでは試していないので分かりませんが似たような画面が出ると思います。

記事を非公開にしている際は「非公開記事を含める」にチェックを入れてから「ファイル生成する」をクリックしてください。

11.jpg

「ファイルの生成が完了しました。」と出て提携サービスである「Mybooks.jp」のサイトに飛ぶアイコンが出るのでクリック。

Mybooks.jpはブログを紙の書籍にしてくれるサービスをやっています。

Mybooks.jpにアカウントを持っていない場合はアカウントを作成するページに飛ばされます。
一旦アカウントを作成してログインしてください。ブログサービスによってはログインしてからもう一度ファイルを作り直す必要があります。
MT形式でファイル出力された方はそのファイルをMybooks.jpにアップロードしてみてください。

ログインしていると次のような画面になります。タイトルや作者名など基本情報を入力して「次へ」進みます。

10.jpg

本のサイズは標準サイズでいいと思います。

次にページデザインを設定します。

08.jpg

縦書きや横書き、二段や三段など色々なレイアウトが選べます。自由に選んでください。
ここは無難にシンプルたて書きをチョイスしました。

次は表紙デザインです。

07.jpg

数ある中から選んで下さい。
自分で作成した画像も表紙に出来ますがその際は一旦テンプレートから選んだ後から変更する形で適応させるみたいです。

ここでは「クラシック」を選びました。

一通り設定すると次のような画面に変わるので
「あたらしく作る(仕上がり見本の作成)」をクリックします。

06.jpg

「仕上がり見本作成を受け付けました!」と出ますのでその下の「編集中の本」というテキストリンクをクリックするか、登録したメールアドレスにURLの記載されたメールが届きますのでそれをクリックして先に進みます。

「ちょっと待って、これって紙の書籍を有料で作って買い取るサービスなんじゃないの?電子書籍を作りたいんだけど…」

って思いがちですがこのMybooks.jpではepub3形式の電子書籍を作成するサービスも行っていたりします。
しかも電子書籍に関しては無料で作れるのです。


下記の画面に移行します。本が完成しました。「表示する」をクリック。

05.jpg

これが完成画面です。ここの下を見て下さい。

04.jpg

「EPUBダウンロード」とあります。ここをクリックする事でepub形式の電子書籍がダウンロードされます。
料金はかかりません。左にはPDF形式でもダウンロードできる項目もあります。

ただそのままダウンロードだと日付など余計なデータも記載されてしまっているので一回「編集し直す」をクリックしてください。怖そうな文のアラートが出ますが無視してOKをクリック。更に「編集スタート」を押すと編集出来ます。

03.jpg

「かんたん設定」にて日付表示の有無の項目があるので「印刷しない」にします。
「詳しい設定」で目次をなしにして改ページを「記事ごと」か「なし」にします。
本文中の日付印刷も「印刷しない」にします。
コメントやトラックバックも「入れない」にします。

「ページデザイン」の項目ではレイアウトやフォントなどが設定出来ます。

自作の表紙画像にしたい場合は「表示デザイン」の項目で変更ができます。


一回メインに戻って「文章の編集」を選んだ図です。

02.jpg

「記事の編集」では各記事ごとに表示させたい記事を選んで適応させる事ができます。
カテゴリーごとに分ける事も可能です。ゲームブック以外のコンテンツなどを含んだ日記などを書いているブログでもカテゴリーで分ければゲームブックのみを表示させる事が可能です。

まえがきやあとがきとかもここから編集可能です。


一通り編集が終わったら「編集を完了する」をクリックして作り直します。

ものにもよりますが1分くらい待つと出来上がります。そしていよいよ電子書籍をダウンロードしましょう。

ちなみに有料ですが紙の書籍も作れます。


ダウンロードした電子書籍をリーダーで読んでみます。

01.jpg

普通に出来上がっていますね。ブログに挿入した画像も表示されています。

ただでんでんコンバーター同様に選択肢をクリックすると目的のパラグラフへ飛ぶリンクは実装されていません。これは出来上がったファイルを別のソフトで読み込んで編集させないと無理なようです。

ちなみに作られた電子書籍はこちらです。

クソゲームブックの電子書籍をダウンロード

電子書籍リーダーでお読みください。


特にタグやプログラムやソフトウェアの使い方の知識も要らず、ソフトウェアのインストールもなしにネットだけで電子書籍が作れました。これなら誰でもできそうですね。

次はこれらの出来上がったファイルにリンクを加えるなどの手直しの方法を記事にします。
posted by 文芸遊戯研究会 at 23:54| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「でんでんコンバーター」で電子ゲームブック

追記:こちらの記事は古くなっております。
効率的な方法を記したエントリーが公開されていますので、そちらの記事から一読されることをお勧めします。

新しい記事: 電子書籍のゲームブック作成




電子書籍の作り方として簡単な方法としていくつか記事にします。

ここではゲームブック本文のベースファイルはもう作られていると仮定して話を進めます。

ベースファイルとはゲームブック本文の文章をテキストファイルとして記録したものです。
これはリッチテキストやワードプロセッサのファイルでない純粋なテキストファイルで作られた方が後々応用が利きます。
Windowsではメモ帳、Macintoshならテキストエディットなどが標準で装備されていますので、それらを使ってもいいでしょう。
ファイルは文字コードを「UTF-8」形式で保存します。

ここでは以前Googleフォームやドキュメントでゲームブック作成の記事に使ったあのクソミソなゲームブックのデータを引っ張ってきました。これのコンテンツをベースにします。

ベースにしたテキストファイル

07.jpg

このベースを電子書籍化します。
今回は「でんでんコンバーター」(http://conv.denshochan.com)を使用してこれを電子書籍にします。
「でんでんコンバーター」はクラウドサービスでコンバートするので特にソフトウェアのインストールなどは必要ありません。文字主体のコンテンツなら割とシンプルに扱えて簡単に作れます。


ここでベースファイルをそのままコンバートしても良いのですが、ただのテキスト文章を表示するだけですので見栄えが悪いです。そこでベースファイルをコピーしてもう一つファイルを作成してそれを編集して読み込ませます。

「でんでんコンバーター」はマークアップ言語に対応しています。マークアップは簡略化したタグのようなものです。
詳しい説明をするよりも使って編集していきましょう。

作りたい電子書籍は日本で売られているゲームブックのように縦書きで漢字の数字のパラグラフにします。

ベースファイルのコピーを編集します。
編集は同じくテキストエディタで充分です。専用のソフトウェアは必要ありません。

マークアップ言語の詳しい説明は「でんでんコンバーター」のサイト内にあります。
ここでは簡略してゲームブックに必要な説明だけしていきます。

タイトルとパラグラフの番号を##で囲みます。
##タイトル##
##一##

と言った感じです。これでフォントは大きくなります。

改行だけでは空行は出来ないようです。
空行にしたい場合は空行に全角スペースを一文字いれて置いて下さい。それで空行になります。

そのまま縦書きにコンバートすると英数字は横書きのまま縦表示になります。
それを防ぐため英数字は^で囲んでください。

^abc^
^123^
^!?^

といった具合にするとそのまま縦書き表示になります。

ルビも振れます。
「全力疾走」なら{全力疾走|ぜん|りょく|しっ|そう}
というように{}と|で分けてあげましょう。

二へ進めといった選択肢は太字にします。
太字にするには**で囲います。
**二へ進め**
といった感じです。

見やすくするために選択肢の分は行頭に三文字の全角スペースを入れると丁度良く下がります。

画像を入れるには画像を用意してください。
img.jpgという画像ファイルを用意してそれを本文中に表示したいなら、表示したい場所に
![この画像を参照](img.jpg)
といった記述をします。[]内は注釈です書いても書かなくても良いです。

画像ファイルは本文と一緒にアップロードするだけで自動的に組み込まれます。

作業はそれだけです。
一応ベースファイルをマークダウンで編集したテキストファイルがこちらです。
どんなものか参照ください。

マークダウンで編集したベースファイル

06.jpg

05.jpg

7枚の画像をゲームブックに挿入しました。
表紙の画像も用意があれば用意します。
今回の例では表紙画像は省きます。

「でんでんコンバーター」(http://conv.denshochan.com)のトップページがそのままコンバート受付ページになっています。

左側にある「アップロードしてね」の下で製作したファイルを読み込みます。

04.jpg

「ファイルを選択」ボタンを押してファイルを選びます。
ここでは本文を書いたテキストファイルと挿入する画像のファイルを同時にアップロードします。
ファイル選択でキーボードのCtrlキー(Macはcommandキー)を押しながら選択すると複数のファイルが同時に選択できます。

中央の「情報を入れてね」にタイトルと作成者の情報を入力。
その下で横書きにするか縦書きにするか選べます。

右の「お好みでどうぞ」の扉ベージはチェックを入れると中表紙の用なものが作成されます。
目次はゲームブックには必要ないのでチェックは外した方がいいでしょう。

「その他」の二つの項目はチェックしなくて大丈夫です。
楽天Koboで配布するなら「.kepub.epub」の拡張子にチェックを入れておいた方が良いようです。

すべて設定が終わったら下の「変換」を押します。

03.jpg

プレビューしたいなら「プレビュー」にチェックを入れます。


これがプレビュー画面です。

01.jpg

02.jpg

うまい具合に出来上がりました。

プレビューと同時に作成されたepubファイルがダウンロードされます。

それを配布するなり販売するなり自由に使って下さい。

ちなみに今回製作したゲームブックのepubファイルです。

クソゲームブックの電子書籍

電子書籍リーダーでお読みください。
リーダーによっては横書きで表示される場合があります。

あと、このツールを使って製作した電子書籍は文書内のリンクが出来ないのが欠点です。
外部サイトにリンクを貼る事はできますが、選択肢をクリックして該当のパラグラフへ飛ぶという事は出来ないようです。
リンクを貼る場合は出来上がったファイルを別のepubのエディタを使って編集してあげる必要があります。


以外と簡単にはできました。
それでもマークダウンを使うのが面倒くさいという方に…

もっと簡単に電子書籍を作成できる方法があります。
それは次回の記事にて。
posted by 文芸遊戯研究会 at 21:10| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電子書籍でゲームブック創作

いよいよ2013年も終わりですね。

自分は大晦日も仕事です。
仕事自体はないのですが、クライアントの中で大晦日も業務をしているところがありまして、
一応そのクライアントに何かあった時の為の電話番ということで電話の前のPCの前におります。
正確には仕事場の電話を自分のケータイに転送する形にして自宅にいますが…

正月3が日は休みです。4日からはまた別のクライアントが仕事始めに入るのでこちらも仕事開始です。
とはいえ電話番だけですけどね。

OS X Mavericksにアップグレードしてみました。
見た目はそんなに変わらないのですが、ちょっとサクサク動くようになったかな程度です。Finderがタブ表示になったのは便利ですね。


コメントにてゲームブックの電子書籍化について記事にしてほしいという要望がありましたので、今後の記事で色々と検証していきたいなと考えています。

まず以前記事にした方法でベースを作っておきましょう。テキストエディタで書くなり、「The GameBook Authoring Tool」で作成後にテキストファイルに出力したり、テキストエディタで作成後に「GameBookCompiler」でパラグラフをシャッフルしたりして作りたいゲームブックのテキストファイルをまとめます。

電子書籍にも色々な規格があるようです。一番メジャーと言われているのがepub形式と呼ばれる方式です。

epubでもepub3では縦書きなどがサポートされてより日本製のゲームブックに近いスタイルの書籍が作れるようになりました。今回はepub3形式に絞って紹介していきます。


今や紙の書籍に変わって電子書籍が増え始めました。ダイスロールやフラグ分岐、ステータス管理と言う機能は実装されてないものの手軽に読めると言う点と選択肢に即座に飛べるハイパーリンクがあるなど、紙の書籍に対して扱いやすいというメリットもあります。

電子書籍でゲームブックを作成するなら、ダイスロールやバトルシステムを使ったTRPG的なものよりも選択式小説のようなダイスや記録紙を使わないストーリー重視のものの方が適しているように思われます。

ダイスやバトルなどの計算処理を使用したゲームブックなら先ほど紹介した「Divine GameBook Creator」などのWebアプリが適しているでしょう。

ハイブリッドアプリとしてマーケティングとして出せれば、かなりの宣伝効果とマージンは期待出来ますが、そういったアプリを作成するのにはプログラミングが必要となります。プログラミングの他にも文章作成や画像製作加工などの作業も必然性として入ってくる為、中々手を出しづらい一面もあります。
外注で製作を委託すれば数十万〜数百万というコストがかかりますし…

紙の書籍も製作するのにコストがかかります。ましてや宣伝効果もあまり見込めません。

ですが電子書籍なら個人がノーコストで製作出来て、マーケットで気軽に出版できるというメリットを兼ね備えています。Amazonなどでも大々的なマーケットを初めて徐々にですが知名度や需要を上げてきています。
それにあわせてAppleなどもiBooksを立ち上げ始め、電子書籍のマーケット需要は増えてきています。

手軽に出版出来る反面、商品の質などの問題も出始めているようですが自分の作品が世に知れ渡るかもしれないという想像をしてしまうと誰でも嬉しくなるものです。

今後のブログではいくつかのツールを用いて電子書籍によるゲームブックの作り方を記事にしていきます。
posted by 文芸遊戯研究会 at 16:55| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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