2013年10月01日

HypeDyn

「HypeDyn」はシンガポール製のゲームブック製作ツールです。

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製作したのはシンガポール国立大学のチームで教育推進ソフトとして作られた模様ですが、製作時にもゲームブックや占いとしても使えるように考慮して作られたみたいです。
「Quandary」も大学機関が作ったようにゲームブックのシステムは学習教材としても使えるようですね。
Windows、Macintosh、Linuxの主要なOSすべてに対してソフトウェアが提供されています。

このソフトではパラグラフをノードと呼んでいます。出力は独自ファイルのDYNとHTMLとTXT形式で、HTMLはかなりシンプルです。外部CSSを読み込めるように設定できるのでいくらでもデザインは変えられそうです。
テストプレイしたりデフォルトで出力すると日本語は文字化けします。これは入力した日本語テキストがShift_JISなのに対し、出力したHTMLのmeta charsetでUTF-8を宣言してしまっていることから来ているので、出力したらmeta charsetをShift_JISに変える事で解決します。

変数やフラグは設定できます。指定のパラグラフを訪れたかどうかで判断する命令もあるので便利です。むしろ単純なゲームブックよりも変数やフラグをガンガン使うような往復型のゲームブックの方が向いているかもしれません。
細かい設定ができる反面、操作方法も少し面倒なところがあります。選択肢を設定するにもいくつか手順を介して設定するのですこし難儀するかもしれません。

ステータスゲージやダイスロールはありませんが変数にランダムの数値を入れる事は可能です。
フローチャートは可変自由型です。さらに選択肢のルートにも名前が付けられます。

このゲームブック作成ソフトの一番の特徴はどこでもパラグラフが使えることでしょうか。どこのパラグラフに滞在していてもリンクされるパラグラフが設定できます。アイテムを使ったり説明のページにいつでも飛んで元のパラグラフへ戻ることができます。


HypeDyn
http://www.partechgroup.org/hypedyn/


おすすめ度:★★
マニュアルURL:http://www.partechgroup.org/hypedyn/learn.html
サンプルゲーム:http://www.partechgroup.org/hypedyn/gallery/
カテゴリー:ソフトウェア(フリー)
対象OS:Windows、MacOSX、Linux
言語:英語
フローチャート:あり(可変自由型)
出力ファイル方式:独自ファイル(.dyn)、HTML、TXT
変数:可能
アイテムシステム:可(表示はされない)
ステータスシステム:不可(数値は設定できるがステータスゲージはない)
バトルシステム:選択肢形式にすればいけそう
画像音楽メディア挿入:不可
posted by 文芸遊戯研究会 at 22:11| Comment(0) | 制作ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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