2013年10月04日

Googleドキュメントで簡単にゲームブック作成


斜体の部分は読み飛ばしても結構です。

先日Googleフォームでゲームブックを作成するやり方を記事にしました。
やはりメジャーなクラウドサービスだけにアクセス数も多かったです。さらにITに関して詳しくなくても手軽に作れるので便利ですね。

まさか、アンケートや問い合わせなどのページ作成に使うツールがゲームブック作成になるなんて思いも寄らなかったでしょう。
尚、以前のGoogleフォームでの使い方の記事を改編しておきました。前の記事はちょっと雑だったので、新たに長文を入れたり画像を入れたりする作成例にしてます。

Googleが提供するゲームブック作成ツールは何もGoogleフォームだけではありません。Googleドキュメントでもゲームブックが作れます。

今回はそのGoogleドキュメントでの作成を記事にします。

Googleフォームの時と同様にGoogleアカウントを持っている事を前提に記事にします。GoogleアカウントはAndroidのスマートフォンを持っている方は必ず1個持っていると思います。所得するのは無料で簡単にできます。

よく分からないというかたは下のリンクにて説明しています。
https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja

尚、googleの各サービスの初期状態は英語ですので日本語に変換しておいてください。下のリンクに方法が書いてあります。一回設定していれば後は設定しなくてもよいです。
http://www.ajaxtower.jp/google-document/ini/index2.html


まずはgoogleドライブからドキュメントを作ります。

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http://www.google.com/intl/ja/drive/apps.html

上のURLのページからGoogleドキュメントのリンクがあります。
ドキュメントの「新規作成」をクリックしましょう。

もしくはGoogleドライブの画面から「作成」右矢印1「文章」でも新規作成できます。

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Googleドキュメントは端的に言えばワープロソフトです。
ワープロソフトというとMicrosoft OfficeのWordやApache OpenOfficeのWritterがあります。それでもゲームブックは作成できます、しかしGoogleドキュメントの凄い所はそれがクラウドサービスであることです。

作成するにはブラウザ一つあればどの端末からでも作成できますし、保存するのは専用のストレイジサーバーなので作成して出来上がった直後に公開できますし、公開したファイルを読む側もブラウザ一つあればできますし、設定すれば一つのコンテンツをみんなで共同作業で製作する事も可能です。

作成やファイルを読み込むのにソフトウェアやアプリをダウンロードしてインストールする必要もなく、サーバーやネットスペースを確保することもなく、またFTPなどを使わずにも済む事です。

恐らくこれからの時代はこういったクラウドコンピューティングやHTML5+JavaScriptが台頭する時代になると思います。あれだけ一世を風靡していたFlashも落ち目になってきますし、プラットフォームを選ぶiPhoneやAndroidのアプリですら可能性の限界が見えつつあるのかなと考えてます。

このようなクラウドコンピューティングやHTML5+JavaScriptを使用したゲームブック製作ツールには「inklewriter」がありゲームブックを手軽に作るにはそれが一番先端を行っていると思います。

今回紹介するGoogleドキュメントはゲームブックを簡単に作り上げて即座に公開したり、ネット上で仲間たちと共同で製作したり、ウェブで公開するだけでなく、テキストファイルやPDF形式にして印刷したいと言う方にいいと思います。フラグ立てやスクリプトを使ったり縦書きには出来ないという欠点もありますが…


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ドキュメントを新規作成すると上の画像のような画面が現れます。ワープロソフトと同じですね。メニューやアイコンなどもワープロソフトを使われている方は分かるかもしれません。
ここではワープロソフトとしての使い方の説明は省いて単純にゲームブックだけを入力していきます。

題材はGoogleフォームで使用したストーリーを使います。
ちなみに断っておきますが自分はそっち系ではないので、勘違いしないようにw


記入するのは簡単です。
パラグラフナンバーと本文と選択肢を入力していくだけです。

ここでは簡潔に入力します。

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上の画像のように入力しました。
好みにより画像も入れられます。

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画像を入れたい部分にカーソルを置き「挿入」メニューより「画像」を選びます。

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ウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで自動的に挿入されます。もちろんファイルのデータはアップロードされてます。

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一通り書き終えたらパラグラフ番号にブックマークを入れていきます。

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パラグラフ番号を選択して反転させておいてください。反転させなくともパラグラフ番号の前にカーソルを置くだけでも構いません。画像では分かりやすいように反転させています。

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メニューバー「挿入」タブの「ブックマーク」を選びます。

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すると上の画像のように青いしおりのアイコンが付きます。
これをすべてのパラグラフ番号に設定します。ちょっと面倒かもしれませんね。


次は選択肢にリンクを貼ります。

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リンクさせたい選択肢を選択して反転させておいてください。

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メニューバー「挿入」タブの「リンク」を選びます。

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すると選択したテキストの下に枠が現れるので「ブックマーク」をクリックしてください。青いしおりのアイコンとパラグラフ番号が表示されますのでリンクしたいパラグラフ番号を指定してください。

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上のようになりました。「適応」を押して反映させてください。

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この作業で全ての選択肢にリンクを貼りましょう。
全部作業が終わったら終了です。


ここまではWordやWriterなどのワープロソフトでも出来る事です。

Googleドキュメント独特の利点はここからです。
なんと出来上がったら速攻でブラウザで見れるように変換して公開できます。余計な手順も不要で作り上げてたった数秒でウェブで公開できちゃったりします。

「ファイル」メニューの「ウェブに公開」を選ぶと下の画面が表示されます。「一般公開開始」で作ったコンテンツがHTMLとして公開されます。

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クリックするとURLが表示されますのでそれをブログに貼るなり知人にメールするなりして楽しんでください。
もちろん埋め込む事もできます。

公開すればPCだろうとスマホたろうとブラウザを持っている人はみんなアクセスしてゲームブックを楽しめます。
読者にワープロソフトやビューワーアプリなどのダウンロードやインストールを強制する必要性もありません。よって大勢の人に見られるゲームブックを公開できます。


さらには作ったファィルは他のユーザーと共同で編集できます。
もちろん編集したら公開ファイルもアップロードし直す手間もありません。編集したら公開されるページも自動的に最新のものに変わります。

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画面右上の「共有」をクリックして名前を入力すると次の画像のウィンドウが現れます。
表示されているのは製作したファィルを読み込めるのは製作者本人のアカウントだけという意味です。

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「変更…」をクリックすると次の画面が現れます。

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これを選ぶ事でネットで一般公開するかリンクを知っている人がアクセスできるか、指定したアカウントのユーザーだけ閲覧するように選べます。デフォルトでは「限定公開」になっていて製作者のアカウントだけ登録されています。

一般公開すると検索エンジンに拾われますので検索に引っかかるようになります。特定の仲間だけに見せたいけどアカウントを指定するまでもない場合は「リンクを知っている全員」を選びますが、そのURLをブログや掲示板に貼付けてしまうとクロウラーが拾って検索エンジンに表示されてしまうので注意が必要です。

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特定のアカウントを招待したときに「共同編集者」と「閲覧者」を指定できます。作られたゲームブックを仲間内で共同で創作や編集できるようになります。「閲覧者(コメント可)」はコメントだけ残せます。

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「リンクを知っている全員」にも「共同編集者」と「閲覧者」を指定できます。ログインしてない不特定多数の人に共同編集を許可してしまうとデータを壊される可能性もありますからこれは注意したほうがいいでしょう。

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さらに出来上がったゲームブックを数種類の形式にコンバートしてダウンロードすることも可能です。

01.jpg

Word用のファイルやPDF、TXT、HTMLに出力できます。

一応こんな感じです。

今回の記事で適当に作った酷い内容のサンプルゲームブックを公開しておきます。
Googleドキュメントで作成したものがどういったものか見れます。

そのままブラウザで表示できます。編集はできません。

サンプルゲームブック(HTML)


サンプルゲームブック(編集画面閲覧)
posted by 文芸遊戯研究会 at 01:49| 制作ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする