2013年11月24日

自作ゲームブック創作07 【仕上げ〜アナログ媒体〜同人誌】

本来ゲームブックはアナログ媒体である書籍です。
ネットの普及によってHTMLでのゲームブックも作られ始めましたが、原点は本です。

今から30年ほど前にゲームブックがブームとなった時には多数のゲームブックが出版されました。
コンシューマーゲーム機が台頭してくるとブームは衰えてしまいましたが、ネットの普及と共にHTMLで作るゲームブックも出始めて、日本はそれほど認知されていませんが世界各国では個人が様々なウェブのゲームブックを公開するようになりました。

ウェブ上でHTMLゲームブックを公開するのには、ほぼノーコストでネットの基礎的な知識があればできることなので個人が手軽に自分の思いついた作品を創作して公開することができます。
それに対して書籍化は印刷や製本、そして販売にコストがかかってしまう為に本当に売れると確信が得られないとなかなか出版化ができません。

数年前にようやく昔の作品を復刊する出版社も出始めまして、過去のビックタイトルシリーズなどを復刊して販売していますが売り上げは思わしくないようで、早くも価格を上げたりアドベンチャーシートを付録から外したりと引きの体制に入り始めました。
(ゲームブックブームが去った後にゲームブックを出す出版社もこんな兆候が見られました)

恐らく売り出しても一部の熱狂的なファンが買うだけで購買層は限られているようです。
ましてやインターネットの普及で紙の媒体は全体的に落ち込んでいます。取次で働いている自分の友人も厳しいと言ってました。

ですが、オンデマンド印刷が開発され小ロットでの出版が可能になってきた今は、自費出版やオンライン販売などでゲームブックを製作販売する形も出てきたことから、ゲームブックそのものは無くならないと思います。


今回の記事では製作したベースを元にデジタル媒体ではなくアナログ媒体での出力を記事にします。
アナログで製作したもの…いわば原稿用紙に書いたゲームブックは出版や印刷の際にデジタルデータ化しないといけませんが、書いた手書きの原稿を直接印刷屋に持っていってもデジタル化してくれる所もあります。ただし手数料をとられますが。

製本というと出版社や印刷工業へ持っていって…と中々手を出しづらいイメージがありますが、今では家庭で手軽に製本出来るようになりました。

Wordなどのワープロソフトを使い、ベースで作成したテキストファイルをそのままWordにインポート(取り込み)します。後はレイアウトやフォント装飾などで手直しして家庭用プリンターでプリントアウトします。

家庭用プリンターを持っていなければネットプリントというサービスにアカウント作成してアップロードすれば、最寄りのコンビニのコピー機からプリントアウトすることも可能です。ただしコストがかかりますが…

ネットプリント
http://www.printing.ne.jp


少ないページならホチキスで留めて専用の製本テープをふちに貼付ければ作れます。

ページ数が多い場合は製本キットがネットで売られているのでそれを使って製本すれば簡単に本が作れます。
大量に生産することは不可能ですが、主に同人誌として少量ずつ販売するのには適しています。

製本キットは下記サイトのようなところで購入出来ます。

とじ郎倶楽部
http://www.tojiroshop.com

本が出来上がり販売にはオンラインショップが良いでしょう。
ヤフオクなどを利用して販売しても良いですし、個人がショップを持てるサービスもあります。下記サイトにいくつか紹介されています。

誰でも自分のオンラインショップを持てる。
http://column.socialmedia-rex.com/2012/10/000526.php


自分で製本して販売するだけならそれほど難しくはないと思います。
出版本として書籍化する記事を次回でします。
posted by 文芸遊戯研究会 at 12:02| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする