2013年12月31日

DGCテンプレ使い方02

前の記事で配信した「Divine GameBook Creator」のテンプレート(以下DGCテンプレ)の使い方の第二弾です。

今回は本文を製作していきます。

選択肢の書き方やフラグ設定の方法などはDivine GameBook Creatorの使い方の項で記事にしていますのでそちらをご覧下さい。


「本文」のフォルダにゲームブック本編の文を入れていきます。
パラグラフ100まではファイルを作ってあります。

そのパラグラフ1から8番までのパラグラフには編集して本文中に埋め込む形のテンプレート文が入っています。

まずその8個のテンプレート文をすべてコピペしてメモ帳などのテキストエディタに貼り付けて保存しておいてください。

保存したならテンプレート文は消しても構いません。
ですがパラグラフ1は二行目まで([OP]〜[/OP]の固まり)
そしてパラグラフ2〜8までの1行目([op]$page=*[/op]の部分)はそのまま残しておいてください。

プログラム文を見るとややこしそうに見えますが、このツールの構文は大きく分けて[cond][op][jump]の三種類しかありません。それ以外もありますが、文字装飾や境界線などのタグでプログラムではないものです。

[cond=**=xx]○○[/cond]は条件分岐で**がxxの時は○○を実行しなさい、それ以外は無視しなさいというもので

[op]$***=○○[/op]は$***という変数の中に○○というデータを入れなさいというもの、

[jump=**]**へ進め[/jump]は**へ進めというリンクを貼ってクリックされたら**へ行きなさいという命令文です。

主にここで使われているプログラムはほとんどがその三つの命令の組み合わせです。

ですからそれほど難しいというほどのものでもないのです。




パラグラフ1にあるテンプレート文は各テンプレートの文の紹介とそのパラグラフへ飛ぶリンクが貼られています。

この1番のパラグラフはキャラクター作成が終了したら一番先に飛ぶパラグラフとなっています。
よって上の二行で初期設定や初期化の処理がされています。


この上の二行で変更する部分はいくつかあります。

[op]$max_exp=10[/op]
これは最初のレベルアップに必要な経験値の数です。初期値は10となっています。変更する際は10の部分を任意の数に変更してください。

[op]$money=10[/op]
これは所持金の数です。初期値は10となっています。最初は所持金を持っていない時は0と設定してください。

[op]$sword="剣"[/op]
[op]$guard="皮の鎧"[/op]

武器と防具の名称です。武器は$sword、防具は$guardで指定します。
名称などの文字データは必ずダブルクオーテーション(")で囲ってください。
これはあくまで武器防具の名称だけです。

強い武器防具などで戦闘時の技術点に付加価値を持たせる場合は「$plus」という変数にプラスしたいポイントを入れてください。
そして敵に与えるダメージの点に付加価値を持たせたい場合は「$damage_plus」という変数にプラスしたいポイントを入れます。通常攻撃では敵に2点のダメージを与えますが、「$damage_plus」に数値を入れておくとその数だけダメージにプラスされます。


[op]$magic_on=true[/op]
魔法のシステムをゲームブックに入れたい場合はこれをオンにします。

「true」や「1」と入れるとオンになり「false」や「0」と入れるとオフになります。オフにすると魔法のメニューが左ページに表示されなくなるので必然的に魔法はなくなります。使わない場合はレベルアップのページの魔法を覚えるという文も消しておいてください。

初期値はオンになっています。


[op]$map_on=false[/op]
マップの表示メニューのオンオフを決めます。初期値はオフとなっています。オンにするとマップというメニューが左ページから選べるようになります。地図データは各自用意ください。

他の設定分は初期化処理なのでとくに弄る必要はありません。この構文はパラグラフ1のみ貼付けて下さい。
どの変数がどういった処理を行っているのかは「変数リスト」にすべて記載されています。


パラグラフ2はショップへ行く際の選択肢の書き方を記載しています。

ショップのデータは「ショップ」のフォルダ内のファイルにあります。
そちらの「ショップ1」のファイルの名称を変えたときはこちらの選択肢の文字も変更してください。


たとえば「ショップ」フォルダ内の「ショップ1」を「冒険者のための武器屋」という名称に変更した場合は
[jump=ショップ1]ショップ1へ行くなら[/jump]

[jump=冒険者のための武器屋]冒険者のための武器屋へ行くなら[/jump]
に書き換えます。

ジャンプ先のパラグラフ名は日本語でもOKです。


パラグラフ3のテンプレート文は技術点による判定です。
ここのテンプレートは読者にサイコロだけ振らせて、成功や失敗は読者に選ばせるという自由度重視のテンプレートです。

一行目の[op]$page=3[/op]というのは無視して
二行目からがテンプレート文になります。

読者に選択権を持たせた技術判定を行いたい場合、このテンプレート文を技術判定をしたいパラグラフに貼り付けてください。黒文字の日本語文は自由に編集して構いません。
テンプレートでは失敗した場合体力点を2点減らすという構文を入れてあります。ただこれも読者がクリックした時のみ体力を減らすプログラムとなっています。
失敗しても体力を減らす必要がない時は
[jump=3?hp]体力点を2点減らして[/jump]
という構文を消してしまいます。

あとテンプレート文を貼り付けるときに編集すべきところは13行目の
[jump=3?hantei]ではサイコロを振る[/jump]
という部分の「3」というところです。
貼り付けるパラグラフの番号とこの数字を合わせてください。
20番のパラグラフへ貼り付けるなら[jump=20?hantei]とします。

成功や失敗の[jump=の番号も行き先のパラグラフ番号に変えてください。



パラグラフ4のテンプレート文も技術点による判定です。
ただこちらはプログラムの処理が優先されるテンプレートです。
サイコロを振って成功したら強制的に成功した文章が表示されて、失敗も強制的に表示させて読者は選択権がありません。
失敗すれば体力点が2点減りますが、それも強制です。
体力点が減って0になった時のゲームオーバーの文も入っています。

一行目の[op]$page=4[/op]というのは無視して
二行目からがテンプレート文になります。

黒文字の日本語は状況に合わせて編集ください。
失敗した時に体力点を減らす必要がない時は15行目の
[op]$hp-=2[/op]と黒文字の説明文を消してください。

あと変更する箇所は13行目の
[jump=4?hantei]の「4」という部分です。
この「4」を貼り付けるパラグラフ番号の数値に変えてください。

あと33行目の
[jump=1]の「1」を失敗した時の行き先パラグラフ番号へ
そして44行目の
[jump=1]の「1」を成功した時の行き先パラグラフ番号へそれぞれ変更します。


パラグラフ5は運試しの判定テンプレートで結果を読者に選ばせる方式です。
編集は基本的に技術判定のパラグラフ3のテンプレート文と同じです。

1行目は無視して二行目からテンプレート文なのと
黒文字の日本語を編集するのと、あと13行目と20行目の「5」という数字を貼り付けるパラグラフ番号と同一にするところも一緒です。

22行目の吉という結果と
23行目の凶という結果の際に行くべきパラグラフ番号も編集してください。



パラグラフ6も運試しの判定テンプレートですが読者に選択肢を選ばせない強制型です。
二行目からがテンプレート文で黒文字の部分は書き換えてください。

11行目の「6」という数字は貼り付けたパラグラフ番号に変えてください。
22行目の「1」は凶が出た時の行き先
32行目の「1」は吉が出た時の行き先をそれぞれ指定します。



パラグラフ7は戦闘開始時に貼り付けるテンプレート文です。
2行目からがテンプレート文なので一行目は無視してください。

二行目のプログラム文は戦闘開始時には必ず貼り付けて編集してください。

[op]$run_page=1[/op]
はこの戦闘から逃げた際に進むパラグラフ番号を入れます。この例では戦闘から逃げたら1のパラグラフへと進みます。逃亡を無効にしているとこれも無効になります。

[op]$win_page=8[/op]
はこの戦闘で勝利した際に進むパラグラフ番号を入れます。この例では戦闘に勝ったら8のパラグラフへと進みます。

[op]$escape_no=false[/op]
この変数を「true」や「1」にすると戦闘から逃げられなくなります。「false」や「0」にすると戦闘時に逃げるという選択肢が現れて逃亡することができます。

下には初期サンプルで用意したモンスターのデータへとリンクする選択肢が用意されています。
リンク先は「敵」フォルダ内のモンスターのデータファイルです。
モンスターの名称にジャンプすればそのモンスターと自動的に戦闘に入ります。


パラグラフ8は戦闘に勝利した際のテンプレート文です。
1行目は関係ないので2行目からがテンプレートです。

二行目の
[op]$exp+=10[/op]
は10ポイントの経験値がプラスされるという構文です。
[op]$money+=10[/op]
は所持金が10プラスされるという構文です。

ここは自由に変更してください。そのほかは弄らないでください。

[include=レベルアップ]
というのはここに「レベルアップ」のページを埋め込みなさいという構文です。
経験値が次のレベルまでの経験値を超えるとここに「レベルが上がった」旨の文章が現れます。
超えなかった場合はここには何も表示されません。



以上がテンプレート文の説明です。

後は本文を色々と書き込んで自由にゲームブックを作成してみてください。

分からないことがあれば自由にコメントください。よろしければ出来上がったゲームブックを紹介してくれるとうれしいです。
posted by 文芸遊戯研究会 at 15:29| Comment(0) | ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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