2015年01月08日

GameBookCompiler

「GameBookCompiler」は日本製のゲームブック作成支援ソフトウェア。日本人の日本人による日本人のためのゲームブック作成ツールです。

WS000001.JPG

発表当初はパラグラフをシャッフルするだけの機能しかありませんでしたが、バージョンアップを繰り返した挙句に多くの人が求めていた機能満載のツールとなりました。
以前はその他のゲームブック製作ツール03にて紹介していましたが、この度単独で改めて紹介します。
代わりに単独で紹介していたものの使えないツール2点ばかり、その他のツール06に移しました。

このツール、改良に改良を重ねversion1-16になり(2015年1月現在)、世界中のゲームブック製作ツールの中で最強と豪語してもいいくらいのツールとなりました。ゲームブック製作ツールを求めて世界中を検索して回りましたが、これだけの高機能なツールが身近な母国にあったとは思いもよりませんでした。made in Japanのものづくりクォリティですかね。

その功績が認められてHSPプログラムコンテスト2012で受賞を獲得した作品です。

このツールはテキストエディタやプログラム付加などの機能はありません。プラットフォームはWindowsのみとなります。ツールが行う作業はコンパイルのみですが、シンプルなHTML出力も行えるようになっています。

コンパイルのみなのでゲームブックを執筆するテキストエディタは自由に選べるのが利点です。もちろんスマートフォンやタブレットなどの各種テキストエディタで編集して、そのファイルをPCでコンパイルすることができるので自由度は高いのです。
 その他の利点として日本人が作ったということです。日本で売られているゲームブックのようにパラグラフ番号を漢字にしたり、日本語の説明書が付いていて簡単に扱えたりと嬉しい機能満載です。

バトルシステムやステータス、アイテム管理を含むHTMLは作れませんが、それを求めない方や電子書籍や出版で作ろうとしている方には充分な機能です。

使い方は好みのテキストエディタで作成したテキストファイルをドラックアンドドロップで放り込むだけ。
パラグラフ番号も【】で囲むだけでOK。しかも番号でなく文字でも構わないとのこと。
番号をシャッフルしてくれます。乱数設定でシャッフルのパターンも変えてくれたり、番号が隣接しないよう設定することも可。もちろん固定したいパラグラフ番号も設定できます。

バージョンアップして「〜の時、そのパラグラフ番号に10を足したパラグラフへ進め」といったよくあるギミックも、設定で番号予約できるという素晴らしい機能もつきました。
「フラグ1にチェックを入れる事」といったフラグ管理の文章も簡単に設置できるよう試験的に付加されました。

その他パラグラフ番号にタグをつける機能、出力したHTMLファイルにヘッダーとフッターを付ける機能、番号重複やリンク先の番号がないといったミスを検査する機能など、求めていた機能がバージョンアップにより次々と増えました。

ダウンロードすると説明書とサンプルファイルが付属します。説明書は日本語なのであえて使い方をここで説明する必要もなく、まずはサンプルファイルを放り込んでコンパイルしてみるとどういった事が行えるのかわかると思います。

出力ファイルはtxt,RTF,htmlだけですが、それらのファイルからPDFやepubにコンバートできるツールもあるので様々なツールと組み合わせて使用してみましょう。



GameBookCompiler

ダウンロード(ベクター)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/writing/se499012.html

作者「も」氏のサイト
http://elycnvs.digi2.jp


おすすめ度:★★★★★
マニュアルURL:ダウンロードすると付属してきます。
サンプルゲーム:ダウンロードすると付属してきます。
カテゴリー:フリーソフトウェア
対象OS:Windows
言語:日本語
フローチャート:なし
出力ファイル方式:TXT、RTF、HTML
変数:不可
アイテムシステム:不可
ステータスシステム:不可
バトルシステム:不可
画像音楽メディア挿入:不可
posted by 文芸遊戯研究会 at 23:36| Comment(0) | 制作ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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