2015年03月08日

Kindle Direct Publishingで出版しよう

ではこの記事では「Kindle Direct Publishing」 (以下KDP)での個人による出版販売の方法を記事にします。
電子書籍のePubファイルを用意してください。

まず一つ断っておきますと、KDPでの出版はバカみたいに簡単です。
ここで詳しい説明するよりも本家のAmazonにアクセスして実際に登録されたほうがいいかもしれません。

とりあえず簡略化ですが方法を記事にしておきます。


まずAmazonのアカウントを所得しておく必要があります。
買い物などからAmazonのアカウントを持っているという方は割といるのではないでしょうか。
アカウントの設定はとても簡単です。所得にはEメールアドレスが必要となります。

http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201118760
上のURLで説明が書かれているのでこれを参考にアカウントを作成してください。

アカウントを作成したら
https://kdp.amazon.co.jp
のURLに飛んでください。ページ右側からもう一度サインインすることとなります。

KDPのアカウントページに飛びます。

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右上に「アカウント情報が不完全です」という表示がでますのでその枠の「今すぐ更新」をクリックして必要事項を登録してしまいましょう。

ページが変わったらまず一番上の個人情報から入れていきましょう。

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ここは特に説明する必要はありませんね。自分の氏名や住所などを入力します。


下にスクロールすると「税に関する情報」という枠があります。

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ここでは出版販売における税に関する登録を行います。
Amazonはアメリカでのサービスですから、Amazonで売られる出版物にはアメリカの税金が徴収される形になります。
そこから今度は日本の税金もかかるわけですから二重に取られるわけです。

ですが、日米の租税条約で片方の国で税金を支払っている場合はもう片方での税金は免除されます。
そういった免除の手続きをここで設定します。しなければなります二重課税で売り上げを上げても儲けにならないでしょう。

以前は「IRSフォームSS-4」と呼ばれるPDFをダウンロードして必要事項を記入の上、「IRS」(アメリカ合衆国内国歳入庁)にFAXで送って「EIN」という雇用者番号を申請していましたが、今はAmazonのこのフォーム上で「IRSフォームW-8」の電子署名が行えるようです。

日本語で質問形式で行われるためそんなに難しくないでしょう。

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続いてロイヤリティの支払いです。
銀行口座だけ入力してあとはいじる必要はないでしょう。

保存を押せばアカウントの設定は完了です。

上の「本棚」に戻ります。

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「タイトルの作成を開始」をクリック。

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このような画面になりました。
KDPセレクトはロイヤリティが70%になる代わりに当該のコンテンツは他に公開できないという制約があります。
ここは個人で決めてください。

こちらのブログではコンテンツを記事にして、iBooksなどのサービスでも公開方法を記述する予定があり、当該のコンテンツを利用するためKDPセレクトには登録しません。

以下にゲームブックのタイトルとよみがな、サブタイトルなど色々な情報を書き込んでいきます。
わからなければ「(詳細)」というリンクにカーソルを合わせれば説明がポップアップ表示されます。
(オプション)と書かれている項目は書いても書かなくても結構です。

とりわけ詳しく説明するほどもないでしょう。日本語で詳細も書いてあります。

恐ろしいほど簡単です。

最後は表紙画像をアップロードして肝心の電子書籍のファイルをアップロードします。

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電子書籍のファイルはそのまま作成したePubファイルをアップロードできます。あえて「mobi」ファイルにする必要もありません。

前回記事にした方法で電子書籍ゲームブックを作成すればエラーなく読み込みが完了して登録できます。


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ファイルアップロードが完了すればプレビューができます。


全て確認したら一番下の「保存して続行」をクリック


次のページの「8. 出版地域を確認してください」は「全世界での権利」で十分かと思います。


「9. 価格およびロイヤリティを設定」で価格を決めます。

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ここではロイヤリティは35%にして一番安い0.99ドルに設定しました。一番上の「Amazon.com」で価格を書き込んで、「Amazon.co.jp」以外には「US価格に基づいて自動的に価格を設定」のチェックを入れときます。

ただこのコンテンツは日本向けなので海外で買われる人はまずいないでしょう。
そこで日本のAmazonである「Amazon.co.jp」で販売する日本円を入力します。

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「Amazon.co.jp」のみ「US価格に基づいて自動的に価格を設定」のチェックを外し、日本円で最安の99円で設定します。

この辺の価格設定は個人で自由に決めて構いません。

全て終わったら「保存して出版」をクリックします。

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いよいよ出版です。すぐというわけには行かず48時間くらいで反映されます。

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本棚に作品が反映され、「レビュー中」と書かれてます。KDP側で検閲が終わればそのまま販売されます。

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…で、二時間くらいで早速販売されました。
電子書籍の制作時間は文章、画像、編集、変換全てひっくるめてトータルで3〜4時間くらいでしょうか。
あっという間の出版販売です。

KDPでの登録やアップロードは恐ろしいほどに簡単です。

電子書籍の出版販売というととても難しい問題のように感じてしまいますが、笑っちゃうぐらい簡単です。子供でも軽くできちゃうレベルです。

おそらく慣れれば5分くらいで出版登録できると思います。登録料もかかりません。維持費もありません。


ちなみにアップロードした試作品はこちらのブログで無料で閲覧できる代物なのと、商品として売れるレベルにない作品ですので、くれぐれも買わないようお願いします。

 自分の作品買うなというのも奇特な話ですけどね。



これでKDPへの出版方法は終わりです。
posted by 文芸遊戯研究会 at 17:58| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

電子書籍ゲームブック制作E Sigil編集編3

前回からの続きです。
あともうちょっとで完成です。

【標題紙と奥付の作成】

「標題紙」とは書籍をめくって最初のページにある本のタイトルと著者名が書かれたページの事です。

そして「奥付」とは書籍の最後にある著者のプロフィールや出版年月日や出版社の住所などの情報が書かれたページです。

そんなもの入れないよって方はこの項目はすっ飛ばしてください。

まずは「標題紙」です。

左のリストにあるページのファイルのうち、一番上にある「TOC.xhtml」ファイルを選択して右クリック。
「空のHTMLファイルを追加」をクリックします。

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「TOC.xhtml」の下に新たにファイルが生成されました。

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このファイルをドラッグ&ドロップで「TOC.xhtml」の上に持って行きましょう。

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わかりやすいように名前を「title.xhtml」に変更しました。これをダブルクリックして編集します。

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新たに作成したファイルはスタイルシートの読み込みを宣言していないため縦書きでなく横書きになっています。
「標題紙」も縦書きにしたいよって方はこのファイルにもスタイルシートを適応させましょう。

ここは単純に本のタイトルと著者名だけ記載します。出版社名があるならそれも入れます。文字を大きくする場合はh1タグなどをお使いください。
すべて書き込んだら中央揃えにします。

サンプルでは簡易的に書き込んだので下の画像ような表示になります。

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リフロー型で生成しているので読む機種によっては改行の数によって文字が上下に変動してしまいます。

 そういったのを防ぎたい場合は文字を入れた画像を表示させるようにするといいかもしれません。縦書き設定にして画像を中央揃えにすれば真ん中に入ると思います。


続いて「奥付」です。

今度は一番下のページファイルを選択して同じように右クリックして「空のHTMLファイルを追加」をクリックします。

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名前を変更して必要情報を書き込みます。

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サンプルではかなりいい加減に作りました。
作家としての実績もないので肩書きを誇張して書くのもばかばかしいし、登記謄本も取ってないのに出版社を名乗るわけにもいかないので簡単な情報にしました。

もし本格的に作りたいのであれば出版社が発行している書籍の奥付を参考に文字を入れた画像を作成して表示させるのもいいかもしれません。


【最終的な見直し】

これで一通りの作業は終了です。
これから電子書籍としてファイルを生成しますが、その前にもう一度すべてのデータを見直してください。

というのも「Sigil」というソフトウェアは無料なのですが、不安定な部分が散見されるところがあります。
編集や保存を繰り返しているうちにリンクが解除されてしまったり文字がおかしくなることもあるようです。

そういった不具合の箇所を最終的にチェックしましょう。

すべて検品しましたら、「ファイル」メニューの「保存」で保存します。保存ファイルがそのままePubファイルとなるので、生成した後に不具合箇所が見つかったり、書き直しがしたい場合はそのまま変更ができるのでそんなにナーバスになる必要もないでしょう。


【実際に表示してみよう】

では生成されたepubファイルをePubリーダーにて開いてみましょう。

Macは標準でiBooksが搭載されていて閲覧できますが、WindowsにはePubリーダーが標準ではプリインストールされてないのでファイルをダブルクリックしてもこのファイルを開くアプリがないと叱られます。

そこで新たにePubリーダーを入れなければなりません。

おすすめなのが「Readium」です。
webブラウザのGoogle Chrome上で電子書籍ファイルが読めます。

インストール方法は下記URLに詳細が載っています。

http://www.epubcafe.jp/Readium/pcMac


インストールして作成した電子書籍ファイルを読み込みます。

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クリックするとその電子書籍が開けます。

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こんな感じで開けます。

作られたePubはリフロー型なので読み込むソフトウェアや端末によって表示に違いが出てきます。
リフローとは文章の流し込み形式でわかりやすく例えるなら「この文章を表示させなさい」というような命令しかしていないものなので、見る側の枠に合わせて行数や文字数が変化します。
逆に固定レイアウトの形式は「この文章をこの位置にこの行数と文字数で表示させなさい」と文字の場所まで指定する形式なので画面やウィンドウにそれが表示しきれない場合は読む側がスクロールしないといけません。
 基本的にゲームブックや小説などはリフロー形式で作るのが基本です。

よって、PCのウィンドウで表示されたレイアウトがスマートフォンでも同じレイアウトで表示されるとは限らないので文字数が少ないとか、画像が大きいなどの心配はなさらなくても大丈夫かと思います。

 ※追記 : リフローと固定レイアウトについて。よく電子書籍を読まれた方で、ページ内に文字が収まっていない、ページをめくったら数文字程度で章(パラグラフ)が終わってしまい、数文字の文字データと膨大な余白があって読みづらいとの指摘もあります。ですが、これはリフローの特性によるものです。
試しに電子書籍アプリ上でスワイプさせてみてください。文字が拡大して1ページあたりの行数と列数が変わるのを確認できるでしょう。このようにページレイアウトを自在に変更できるのがリフロー形式でして、文字のレイアウトによってページから溢れる文字も自在にコントロールされてしまうため、1ページ上に文字を収めようとして著者のテスト端末でレイアウトを調整しても、読者側の端末の解像度や調整によってレイアウトは崩れてしまうのです。
 どうしてもページ上に文字をきっちりと収めたい場合には固定レイアウト形式で生成すれば可能ですが、端末によっては文字が小さくなり、それを拡大した時に画像を見るようなスクロールの必要性が出てしまい、リフロー形式よりも読みづらくなると思います。
 読者が電子書籍を読むデバイスは4インチクラスのスマートフォンから10インチを超えるタブレットやまたPCなどの端末など様々な解像度のものに別れるため、表示もそれぞれの環境に合わせてあります。結構、こう言った特性を理解されていない方が電子書籍は編集がなってないと勘違いされるケースが目立っております。固執される方は少数ですが、もし不安であれば上記の文章を作成した作品の前書きあたりにコピペしておきましょう。




一応サンプルから作成されたePubファイルを上げておきます。
そのままSigilで読み込むことができますのでどんな構成になっているのか見てみるといいでしょう。
ですがコンテンツそのものを勝手に配布したり販売するということは避けてください。

ファイルをダウンロード


一部手直しを加えていますので変換前のテキストファイルと若干違う部分があります。
あくまでこのような電子書籍に仕上がるという一例としてご覧ください。

なお、この記事のために適当に作ったサンプルですので内容はつまらないです。真剣に読まないようご注意ください。

ただ電子書籍を作るほとんどの方はネット上の出版販売サービスなどでの出版を考えているのではないでしょうか。
そこで次回からはこのファイルを使ってKindleでの出版販売の仕方を記事にしたいと思います。
posted by 文芸遊戯研究会 at 22:17| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電子書籍ゲームブック制作D Sigil編集編2

前回からの続きです。

【目次の作成】

では目次を作成してみましょう。ゲームブックの電子書籍を作る人によって目次なんて要らないという人からパラグラフ番号も目次に加えたいという人まで様々な意見の人がいると思います。

今回は「はじめに」「ゲームブックのルール」「ゲームブック本編(プロローグ)」「あとがき」に対して目次を設定することとします。
そういった文は書いてないし目次なんていらないという方は無視して先へ進んでください。

「はじめに」の挨拶文が書かれた「hajimeni.html」をダブルクリックして開きます。

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テンプレート使用で作成した場合、冒頭の「はじめに」という文字があるのでそれをドラッグして選択状態にします。

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テキストが反転し選択状態になりましたら、上のアイコン群の中の一番左にある「h1」と書かれたアイコンをクリックしましょう。

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文字が太字になり大きく表示されました。これらの「h1」〜「h6」は見出しを表すものです。「h1」へ行くほど大きい見出しとなります。HTMLのタグと考え方は同じです。

例えば一冊の電子書籍に複数のゲームブックを混在させる場合、その各ゲームブックタイトルを「h1」にして、その中の一つのゲームブックが一章二章に分かれていればその章の頭を「h2」にし、さらに1日目と2日目に分かれていればその頭を「h3」にするといった応用ができます。

ここのサンプルでは「はじめに」と「ゲームブックのルール」と「ゲームブック本編開始(プロローグ)」、「あとがき」にh1タグを仕込みました。
各パラグラフ番号をを目次に入れたいとお考えの方はパラグラフ番号そのものにタグを仕込みましょう。しかしながらパラグラフ番号を目次に入れてもあまり役にたつということはなさそうです。

目次に入れたい項目の先頭にタグを仕込みましたら目次のページを作成しましょう。

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「ツール」メニューの「目次」を選択すると隣に「目次を生成」という項目が現れるのでそれをクリック。

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すると上の画像のようなウィンドウが出ます。リストに入っているのは先ほど「h1」タグを仕込んだ文字です。「h1」から「h6」までのタグを仕込んだ項目がここに並びます。

リストの右のチェックボックスで目次に入れたい項目と入れたくない項目で分けることができます。入れたくない項目があればチェックを外します。

確認してOKをクリック。

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ウィンドウ右端の空欄だった所に設定した目次が表示されるようになりました。クリックするとそこのページに飛びます。

しかし電子書籍の中に目次のページが設置されたわけではないので注意です。そこで目次のページ作成して電子書籍の最初に設置します。

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もう一度「ツール」メニューの「目次」を選択すると隣に現れる項目から今度は「HTMLの目次を作成」という所をクリックします。

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ウィンドウ左側のファイルリストの一番上に「TOC.xhtml」というファイルが追加され、それをダブルクリックで開くと目次が生成されています。各項目をクリックすればそこのページに飛びます。

これで目次の作成は終了です。


【画像の挿入】

では画像の挿入をしましょう。

サンプル作品では表紙画像を始め、幾つかの画像を作りました。
電子書籍そのものはそれほど画像に対する制限はないようですが、出版販売するサービス側で色々と制限をもたせているようです。

例えばKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)では

• 長辺が最低1000ピクセル
• 理想的な縦横比は1.6
•長辺が2500ピクセルの表紙画像を推奨

とされています。

多くの電子書籍出版サービスでは読者の端末に応じて最適なサイズで画像を表示させるため、それほど画像にナーバスにならなくてもいいような気がします。

挿入用の画像はないよという方でも表紙画像は用意しておく必要があると思いますので、色々と素材サイトから探して作成しておくといいと思います。

あと申し訳ありませんが、画像の編集や加工に関してはこちらのブログでの範囲外となるため詳しい作り方などは別のサイトを検索してご覧になさってください。

では画像を挿入しましょう。
まず挿入するすべての画像のファイルを「Sigil」側に投入します。

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ウィンドウ左側のファイルリストに「Images」という名のフォルダアイコンがあると思います。それをクリックして選択したら今度は右クリックします。

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出てきたメニューから「既存のファイルを追加」を選択してクリックします。

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ウィンドウが出てきますので電子書籍に挿入したいすべての画像を選択します。今回サンプルでは6枚の画像を使用します。選択したら「開く」をクリックします。

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「Images」のフォルダにすべての画像が保存されました。

そうしましたらまず表紙画像を設定しましょう。表紙にしたい画像のアイコンを選択して右クリック。
表示されたメニューから「セマンティクスを追加」を選び、新たに表示された「表紙の画像」をクリックしましょう。

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もう一度メニューを表示してみると「表紙の画像」にチェックが入っていると思います。これで表紙画像の設定は終わりです。


次は文章内に表示させる画像を設置しましょう。
左のリストから画像を表示したいパラグラフのファイルをダブルクリックで開きます。
文章の中で画像を表示したい箇所にカーソルを合わせます。

後々思ったのですがシャッフルした後に画像を挿入する場所を探すのって大変ですね。ま、検閲の時にでもこの画像はこのパラグラフ番号というようにメモしておくといいですよ。

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挿入したい箇所にカーソルを合わせたら右クリックします。現れたメニューから「ファイルを挿入」をクリックします。

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新たに画像挿入のウインドウが現れます。先ほど読み込ませた画像のリストが出てきますので挿入したい画像を選択してOKをクリックして下さい。

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画像サイズが大きいと大きい画像がそのまま表示されてしまいますが、電子書籍化して読者が読む際には適切なサイズに変わりますので心配しないでそのまま続けて下さい。

この要領で他の画像も埋め込んでしまいましょう。
その画像を中央揃えにすると縦書き出力の際に真ん中に画像が配置されます。
これで画像の挿入は終わりです。


【縦書き設定】

Sigilでは縦書き非対応のePub2形式までしか対応していませんが、スタイルシートの活用によって縦書きにはできます。ただ公式に推奨されているわけではないのでその辺を考慮の上、お読みください。

横書きでいいという方はこの項目は必要ありません。

この項目はパソコン初心者の方には少々難しい面もあると思います。できる限り詳しく説明する努力はしますが、一読されてみて何が何だかわからないという方がいらっしゃいましたら横書きで作成するか、Sigilよりも一太郎をお使いすることをお勧めします。Sigilよりも一太郎の方がはるかに使いやすく初心者に優しいです。

では、左のリストビューから「Styles」のフォルダアイコンを選択して右クリック。

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メニューから「空のスタイルシートを追加」をクリックします。

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「Style0001.css」というファイルが「Styles」のフォルダ下に生成され、中央の編集ウインドウに表示されます。この時はまだ空白で何も書かれていません。

この「Style0001.css」の本文内に下の赤字で書かれたテキストをコピー&ペーストして写してください。


html, body {
writing-mode:
vertical-rl;
-webkit-writing-mode:
vertical-rl;
-epub-writing-mode:
vertical-rl;
-moz-writing-mode:
vertical-rl;
-o-writing-mode:
vertical-rl;
}

span.tny {
writing-mode: horizontal-tb;
-epub-writing-mode: horizontal-tb;
-webkit-writing-mode: horizontal-tb;
}



(本文中に半角英数字を使用していない場合は「span.tny」から下の部分はペーストしなくても結構です。)

19.jpg


続いてリストビューの下の方にある「content.opf」のファイルもダブルクリックして開いてください。

20.jpg

何やら難しそうな文字列ですがこれはタグの羅列です。この中の60行目あたり(文章の構成によって前後しますので探してください)の
<spine toc="ncx">
という文字を
<spine page-progression-direction="rtl" toc="ncx">
に書き換えてください。

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これは左から右へページ送りする構成を逆にして縦書きの書籍のように右から左へとページ送りするものに変更するものです。縦書きにする際は必ず設置してください。


この「Style0001.css」というファイルはスタイルシートと言われるものです。HTMLに詳しい方はご存知のものですね。電子書籍のePUBという形式はHTMLや各ファイルの集合体をZIP圧縮したものだったりします。

スタイルシートは書き込んだだけでは機能いたしません。
各HTMLファイルごとにスタイルシートを読み込みますという宣言をしないことには反映されないのです。

かといって難しく考える必要はありません。これから反映させます。

左のリストビューにあるすべてのHTML(XHTMLも含む)、要するに電子書籍として表示されるコンテンツのあるページを選択します。
サンプルで言うなら一番上の「TOC.xhtml」から「atogaki.xhtml」までのすべてのファイルを選択します。

23.jpg

ドラッグで囲ってもいいですし、最初に一番上のファイルを選択した状態で[Shift]キーを押しながら一番下のファイルをクリックしても選択できます。

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選択したならそこで右クリックして出てきたメニューの「スタイルシートにリンク」を選択してクリックします。

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ウィンドウが開かれますので先ほど書き込んだ「Style0001.css」の左のチェック欄にチェックを入れてOKをクリックします。

そうすると選択したすべてのページでスタイルシートを読み込んで反映できるようになります。
試しにコードビューで見てみると
<link href="../Styles/Style0001.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
の構文が新たに追加されているのがわかるでしよう。

ブックビューに戻して確認してみましょう。

26.jpg

変な縦書きになっていますが「Sigil」は海外製のソフトウェアなため正式な縦書き表示はできません。電子書籍ファイルにすればちゃんと縦書き表示されるため問題ありません。

こんな表示なので文章の編集はやりづらいです。横書き表示の時にやっておきましょう。


【縦中横】

あと付け加えますが、半角英数字を文中に使われた方。このまま電子書籍化してしまうと文章は縦書きですが半角英数字の部分だけ寝た表示になってしまいます。

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これを立てて表示することを「縦中横」といいます。
Sigilでの編集時にすべての半角数字の前後にタグを加えないといけません。

コードビューにして
<span class="tny">半角英数字</span>

のようにspanで囲いましょう。

28.jpg

Sigilではすべてのファイルを通して検索置換できますのでそれらを使用すると効率よくできると思いますが面倒かも。


【ルビ】

ルビとは難しい漢字などの横に付ける小さい文字で振られたよみがなです。
子供向けにゲームブックを作られる方は配置しておいたほうが良いでしょう。

ルビはコードビュー画面にしてタグで打ち込みます。

<ruby>漢字<rt>よみがな</rt></ruby>


というように一連のデータをrubyで囲み、その中のよみがなをrtで囲むという方法で設置します。

30.jpg

31.jpg

ちなみにサンプルでは最初の「はじめに」の部分だけルビを入れてあります。
とりあえず完成品を見てどんなものかを確かめてみてください。(ただ単に面倒だからなんですが…)



またまた長くなりましたので次回の記事に続きます。
もうちょっとの辛抱です。
posted by 文芸遊戯研究会 at 19:11| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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