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2015年03月06日

電子書籍ゲームブック制作E Sigil編集編3

前回からの続きです。
あともうちょっとで完成です。

【標題紙と奥付の作成】

「標題紙」とは書籍をめくって最初のページにある本のタイトルと著者名が書かれたページの事です。

そして「奥付」とは書籍の最後にある著者のプロフィールや出版年月日や出版社の住所などの情報が書かれたページです。

そんなもの入れないよって方はこの項目はすっ飛ばしてください。

まずは「標題紙」です。

左のリストにあるページのファイルのうち、一番上にある「TOC.xhtml」ファイルを選択して右クリック。
「空のHTMLファイルを追加」をクリックします。

1.jpg

「TOC.xhtml」の下に新たにファイルが生成されました。

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このファイルをドラッグ&ドロップで「TOC.xhtml」の上に持って行きましょう。

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わかりやすいように名前を「title.xhtml」に変更しました。これをダブルクリックして編集します。

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新たに作成したファイルはスタイルシートの読み込みを宣言していないため縦書きでなく横書きになっています。
「標題紙」も縦書きにしたいよって方はこのファイルにもスタイルシートを適応させましょう。

ここは単純に本のタイトルと著者名だけ記載します。出版社名があるならそれも入れます。文字を大きくする場合はh1タグなどをお使いください。
すべて書き込んだら中央揃えにします。

サンプルでは簡易的に書き込んだので下の画像ような表示になります。

5.jpg

リフロー型で生成しているので読む機種によっては改行の数によって文字が上下に変動してしまいます。

 そういったのを防ぎたい場合は文字を入れた画像を表示させるようにするといいかもしれません。縦書き設定にして画像を中央揃えにすれば真ん中に入ると思います。


続いて「奥付」です。

今度は一番下のページファイルを選択して同じように右クリックして「空のHTMLファイルを追加」をクリックします。

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名前を変更して必要情報を書き込みます。

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サンプルではかなりいい加減に作りました。
作家としての実績もないので肩書きを誇張して書くのもばかばかしいし、登記謄本も取ってないのに出版社を名乗るわけにもいかないので簡単な情報にしました。

もし本格的に作りたいのであれば出版社が発行している書籍の奥付を参考に文字を入れた画像を作成して表示させるのもいいかもしれません。


【最終的な見直し】

これで一通りの作業は終了です。
これから電子書籍としてファイルを生成しますが、その前にもう一度すべてのデータを見直してください。

というのも「Sigil」というソフトウェアは無料なのですが、不安定な部分が散見されるところがあります。
編集や保存を繰り返しているうちにリンクが解除されてしまったり文字がおかしくなることもあるようです。

そういった不具合の箇所を最終的にチェックしましょう。

すべて検品しましたら、「ファイル」メニューの「保存」で保存します。保存ファイルがそのままePubファイルとなるので、生成した後に不具合箇所が見つかったり、書き直しがしたい場合はそのまま変更ができるのでそんなにナーバスになる必要もないでしょう。


【実際に表示してみよう】

では生成されたepubファイルをePubリーダーにて開いてみましょう。

Macは標準でiBooksが搭載されていて閲覧できますが、WindowsにはePubリーダーが標準ではプリインストールされてないのでファイルをダブルクリックしてもこのファイルを開くアプリがないと叱られます。

そこで新たにePubリーダーを入れなければなりません。

おすすめなのが「Readium」です。
webブラウザのGoogle Chrome上で電子書籍ファイルが読めます。

インストール方法は下記URLに詳細が載っています。

http://www.epubcafe.jp/Readium/pcMac


インストールして作成した電子書籍ファイルを読み込みます。

8.jpg

クリックするとその電子書籍が開けます。

9.jpg

こんな感じで開けます。

作られたePubはリフロー型なので読み込むソフトウェアや端末によって表示に違いが出てきます。
リフローとは文章の流し込み形式でわかりやすく例えるなら「この文章を表示させなさい」というような命令しかしていないものなので、見る側の枠に合わせて行数や文字数が変化します。
逆に固定レイアウトの形式は「この文章をこの位置にこの行数と文字数で表示させなさい」と文字の場所まで指定する形式なので画面やウィンドウにそれが表示しきれない場合は読む側がスクロールしないといけません。
 基本的にゲームブックや小説などはリフロー形式で作るのが基本です。

よって、PCのウィンドウで表示されたレイアウトがスマートフォンでも同じレイアウトで表示されるとは限らないので文字数が少ないとか、画像が大きいなどの心配はなさらなくても大丈夫かと思います。

 ※追記 : リフローと固定レイアウトについて。よく電子書籍を読まれた方で、ページ内に文字が収まっていない、ページをめくったら数文字程度で章(パラグラフ)が終わってしまい、数文字の文字データと膨大な余白があって読みづらいとの指摘もあります。ですが、これはリフローの特性によるものです。
試しに電子書籍アプリ上でスワイプさせてみてください。文字が拡大して1ページあたりの行数と列数が変わるのを確認できるでしょう。このようにページレイアウトを自在に変更できるのがリフロー形式でして、文字のレイアウトによってページから溢れる文字も自在にコントロールされてしまうため、1ページ上に文字を収めようとして著者のテスト端末でレイアウトを調整しても、読者側の端末の解像度や調整によってレイアウトは崩れてしまうのです。
 どうしてもページ上に文字をきっちりと収めたい場合には固定レイアウト形式で生成すれば可能ですが、端末によっては文字が小さくなり、それを拡大した時に画像を見るようなスクロールの必要性が出てしまい、リフロー形式よりも読みづらくなると思います。
 読者が電子書籍を読むデバイスは4インチクラスのスマートフォンから10インチを超えるタブレットやまたPCなどの端末など様々な解像度のものに別れるため、表示もそれぞれの環境に合わせてあります。結構、こう言った特性を理解されていない方が電子書籍は編集がなってないと勘違いされるケースが目立っております。固執される方は少数ですが、もし不安であれば上記の文章を作成した作品の前書きあたりにコピペしておきましょう。




一応サンプルから作成されたePubファイルを上げておきます。
そのままSigilで読み込むことができますのでどんな構成になっているのか見てみるといいでしょう。
ですがコンテンツそのものを勝手に配布したり販売するということは避けてください。

ファイルをダウンロード


一部手直しを加えていますので変換前のテキストファイルと若干違う部分があります。
あくまでこのような電子書籍に仕上がるという一例としてご覧ください。

なお、この記事のために適当に作ったサンプルですので内容はつまらないです。真剣に読まないようご注意ください。

ただ電子書籍を作るほとんどの方はネット上の出版販売サービスなどでの出版を考えているのではないでしょうか。
そこで次回からはこのファイルを使ってKindleでの出版販売の仕方を記事にしたいと思います。


posted by ゲームブック作成ツール集! at 22:17| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電子書籍ゲームブック制作D Sigil編集編2

前回からの続きです。

【目次の作成】

では目次を作成してみましょう。ゲームブックの電子書籍を作る人によって目次なんて要らないという人からパラグラフ番号も目次に加えたいという人まで様々な意見の人がいると思います。

今回は「はじめに」「ゲームブックのルール」「ゲームブック本編(プロローグ)」「あとがき」に対して目次を設定することとします。
そういった文は書いてないし目次なんていらないという方は無視して先へ進んでください。

「はじめに」の挨拶文が書かれた「hajimeni.html」をダブルクリックして開きます。

1.jpg

テンプレート使用で作成した場合、冒頭の「はじめに」という文字があるのでそれをドラッグして選択状態にします。

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テキストが反転し選択状態になりましたら、上のアイコン群の中の一番左にある「h1」と書かれたアイコンをクリックしましょう。

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文字が太字になり大きく表示されました。これらの「h1」〜「h6」は見出しを表すものです。「h1」へ行くほど大きい見出しとなります。HTMLのタグと考え方は同じです。

例えば一冊の電子書籍に複数のゲームブックを混在させる場合、その各ゲームブックタイトルを「h1」にして、その中の一つのゲームブックが一章二章に分かれていればその章の頭を「h2」にし、さらに1日目と2日目に分かれていればその頭を「h3」にするといった応用ができます。

ここのサンプルでは「はじめに」と「ゲームブックのルール」と「ゲームブック本編開始(プロローグ)」、「あとがき」にh1タグを仕込みました。
各パラグラフ番号をを目次に入れたいとお考えの方はパラグラフ番号そのものにタグを仕込みましょう。しかしながらパラグラフ番号を目次に入れてもあまり役にたつということはなさそうです。

目次に入れたい項目の先頭にタグを仕込みましたら目次のページを作成しましょう。

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「ツール」メニューの「目次」を選択すると隣に「目次を生成」という項目が現れるのでそれをクリック。

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すると上の画像のようなウィンドウが出ます。リストに入っているのは先ほど「h1」タグを仕込んだ文字です。「h1」から「h6」までのタグを仕込んだ項目がここに並びます。

リストの右のチェックボックスで目次に入れたい項目と入れたくない項目で分けることができます。入れたくない項目があればチェックを外します。

確認してOKをクリック。

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ウィンドウ右端の空欄だった所に設定した目次が表示されるようになりました。クリックするとそこのページに飛びます。

しかし電子書籍の中に目次のページが設置されたわけではないので注意です。そこで目次のページ作成して電子書籍の最初に設置します。

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もう一度「ツール」メニューの「目次」を選択すると隣に現れる項目から今度は「HTMLの目次を作成」という所をクリックします。

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ウィンドウ左側のファイルリストの一番上に「TOC.xhtml」というファイルが追加され、それをダブルクリックで開くと目次が生成されています。各項目をクリックすればそこのページに飛びます。

これで目次の作成は終了です。


【画像の挿入】

では画像の挿入をしましょう。

サンプル作品では表紙画像を始め、幾つかの画像を作りました。
電子書籍そのものはそれほど画像に対する制限はないようですが、出版販売するサービス側で色々と制限をもたせているようです。

例えばKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)では

• 長辺が最低1000ピクセル
• 理想的な縦横比は1.6
•長辺が2500ピクセルの表紙画像を推奨

とされています。

多くの電子書籍出版サービスでは読者の端末に応じて最適なサイズで画像を表示させるため、それほど画像にナーバスにならなくてもいいような気がします。

挿入用の画像はないよという方でも表紙画像は用意しておく必要があると思いますので、色々と素材サイトから探して作成しておくといいと思います。

あと申し訳ありませんが、画像の編集や加工に関してはこちらのブログでの範囲外となるため詳しい作り方などは別のサイトを検索してご覧になさってください。

では画像を挿入しましょう。
まず挿入するすべての画像のファイルを「Sigil」側に投入します。

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ウィンドウ左側のファイルリストに「Images」という名のフォルダアイコンがあると思います。それをクリックして選択したら今度は右クリックします。

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出てきたメニューから「既存のファイルを追加」を選択してクリックします。

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ウィンドウが出てきますので電子書籍に挿入したいすべての画像を選択します。今回サンプルでは6枚の画像を使用します。選択したら「開く」をクリックします。

12.jpg

「Images」のフォルダにすべての画像が保存されました。

そうしましたらまず表紙画像を設定しましょう。表紙にしたい画像のアイコンを選択して右クリック。
表示されたメニューから「セマンティクスを追加」を選び、新たに表示された「表紙の画像」をクリックしましょう。

13.jpg

もう一度メニューを表示してみると「表紙の画像」にチェックが入っていると思います。これで表紙画像の設定は終わりです。


次は文章内に表示させる画像を設置しましょう。
左のリストから画像を表示したいパラグラフのファイルをダブルクリックで開きます。
文章の中で画像を表示したい箇所にカーソルを合わせます。

後々思ったのですがシャッフルした後に画像を挿入する場所を探すのって大変ですね。ま、検閲の時にでもこの画像はこのパラグラフ番号というようにメモしておくといいですよ。

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挿入したい箇所にカーソルを合わせたら右クリックします。現れたメニューから「ファイルを挿入」をクリックします。

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新たに画像挿入のウインドウが現れます。先ほど読み込ませた画像のリストが出てきますので挿入したい画像を選択してOKをクリックして下さい。

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画像サイズが大きいと大きい画像がそのまま表示されてしまいますが、電子書籍化して読者が読む際には適切なサイズに変わりますので心配しないでそのまま続けて下さい。

この要領で他の画像も埋め込んでしまいましょう。
その画像を中央揃えにすると縦書き出力の際に真ん中に画像が配置されます。
これで画像の挿入は終わりです。


【縦書き設定】

Sigilでは縦書き非対応のePub2形式までしか対応していませんが、スタイルシートの活用によって縦書きにはできます。ただ公式に推奨されているわけではないのでその辺を考慮の上、お読みください。

横書きでいいという方はこの項目は必要ありません。

この項目はパソコン初心者の方には少々難しい面もあると思います。できる限り詳しく説明する努力はしますが、一読されてみて何が何だかわからないという方がいらっしゃいましたら横書きで作成するか、Sigilよりも一太郎をお使いすることをお勧めします。Sigilよりも一太郎の方がはるかに使いやすく初心者に優しいです。

では、左のリストビューから「Styles」のフォルダアイコンを選択して右クリック。

17.jpg

メニューから「空のスタイルシートを追加」をクリックします。

18.jpg

「Style0001.css」というファイルが「Styles」のフォルダ下に生成され、中央の編集ウインドウに表示されます。この時はまだ空白で何も書かれていません。

この「Style0001.css」の本文内に下の赤字で書かれたテキストをコピー&ペーストして写してください。


html, body {
writing-mode:
vertical-rl;
-webkit-writing-mode:
vertical-rl;
-epub-writing-mode:
vertical-rl;
-moz-writing-mode:
vertical-rl;
-o-writing-mode:
vertical-rl;
}

span.tny {
writing-mode: horizontal-tb;
-epub-writing-mode: horizontal-tb;
-webkit-writing-mode: horizontal-tb;
}



(本文中に半角英数字を使用していない場合は「span.tny」から下の部分はペーストしなくても結構です。)

19.jpg


続いてリストビューの下の方にある「content.opf」のファイルもダブルクリックして開いてください。

20.jpg

何やら難しそうな文字列ですがこれはタグの羅列です。この中の60行目あたり(文章の構成によって前後しますので探してください)の
<spine toc="ncx">
という文字を
<spine page-progression-direction="rtl" toc="ncx">
に書き換えてください。

21.jpg

これは左から右へページ送りする構成を逆にして縦書きの書籍のように右から左へとページ送りするものに変更するものです。縦書きにする際は必ず設置してください。


この「Style0001.css」というファイルはスタイルシートと言われるものです。HTMLに詳しい方はご存知のものですね。電子書籍のePUBという形式はHTMLや各ファイルの集合体をZIP圧縮したものだったりします。

スタイルシートは書き込んだだけでは機能いたしません。
各HTMLファイルごとにスタイルシートを読み込みますという宣言をしないことには反映されないのです。

かといって難しく考える必要はありません。これから反映させます。

左のリストビューにあるすべてのHTML(XHTMLも含む)、要するに電子書籍として表示されるコンテンツのあるページを選択します。
サンプルで言うなら一番上の「TOC.xhtml」から「atogaki.xhtml」までのすべてのファイルを選択します。

23.jpg

ドラッグで囲ってもいいですし、最初に一番上のファイルを選択した状態で[Shift]キーを押しながら一番下のファイルをクリックしても選択できます。

24.jpg

選択したならそこで右クリックして出てきたメニューの「スタイルシートにリンク」を選択してクリックします。

25.jpg

ウィンドウが開かれますので先ほど書き込んだ「Style0001.css」の左のチェック欄にチェックを入れてOKをクリックします。

そうすると選択したすべてのページでスタイルシートを読み込んで反映できるようになります。
試しにコードビューで見てみると
<link href="../Styles/Style0001.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
の構文が新たに追加されているのがわかるでしよう。

ブックビューに戻して確認してみましょう。

26.jpg

変な縦書きになっていますが「Sigil」は海外製のソフトウェアなため正式な縦書き表示はできません。電子書籍ファイルにすればちゃんと縦書き表示されるため問題ありません。

こんな表示なので文章の編集はやりづらいです。横書き表示の時にやっておきましょう。


【縦中横】

あと付け加えますが、半角英数字を文中に使われた方。このまま電子書籍化してしまうと文章は縦書きですが半角英数字の部分だけ寝た表示になってしまいます。

27.jpg

これを立てて表示することを「縦中横」といいます。
Sigilでの編集時にすべての半角数字の前後にタグを加えないといけません。

コードビューにして
<span class="tny">半角英数字</span>

のようにspanで囲いましょう。

28.jpg

Sigilではすべてのファイルを通して検索置換できますのでそれらを使用すると効率よくできると思いますが面倒かも。


【ルビ】

ルビとは難しい漢字などの横に付ける小さい文字で振られたよみがなです。
子供向けにゲームブックを作られる方は配置しておいたほうが良いでしょう。

ルビはコードビュー画面にしてタグで打ち込みます。

<ruby>漢字<rt>よみがな</rt></ruby>


というように一連のデータをrubyで囲み、その中のよみがなをrtで囲むという方法で設置します。

30.jpg

31.jpg

ちなみにサンプルでは最初の「はじめに」の部分だけルビを入れてあります。
とりあえず完成品を見てどんなものかを確かめてみてください。(ただ単に面倒だからなんですが…)



またまた長くなりましたので次回の記事に続きます。
もうちょっとの辛抱です。
posted by ゲームブック作成ツール集! at 19:11| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

電子書籍ゲームブック制作C Sigil編集編1

このC番からは編集ソフトによって記事が違います。
こちらは「Sigil」を使った編集です。「一太郎」に関しては別の記事になります。

それでは「Sigil」を使います。

「Sigil」ですが以下のサイトからダウンロードしてください。

https://github.com/user-none/Sigil/releases

一番上のものが最新バージョンです。2015年3月現在では0.8.4が最新です。
「Sigil-0.8.4-Windows-Setup.exe」がWindows版です。
「Sigil-0.8.4-Windows-x64-Setup.exe」は64ビットのWindows版となります。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストーラーが動作してインストールできます。
インストールや設定に関しては他に詳しく説明されているサイトがございますので割愛します。

「Sigil」を立ち上げます。

12.jpg

このような画像が表示されています。

では早速、生成したファイルをぶっこみましょう。

「ファイル」メニューから「追加」を選ぶと右側にさらなるメニューが表示されます。そこから「既存のファイル」をクリックします。

13.jpg

そうするとファイルを開くためのウィンドウが開かれますので、そこから生成したファイルを選びます。
ただしこの時は単一のファイルでなく生成された全てのファイルを選択する形にします。

やり方としてはキーボードの[ctrl]を押しながら[A]を押すとファイルが全て選択できます。それかドラッグで全てのアイコンを囲ってやるとか、一番最初のファイルを選択して反転させておき、[Shift]キーを押しながら一番最後のファイルをクリックすると全て選択できます。

14.jpg

ちなみに「ファイル」メニューの「開く」やそれのアイコンから表示させたファイルの開くウインドウでは単一のファイルしか選択できないので注意してください。

全て選択したら「開く」をクリックします。

15.jpg

こんな感じに選んだファイルが左側のウインドウにずらりと並びまして、中央には生成した文章が表示されています。
(データを読み込む前からありました「Section0001.xhtml」というファイルが一番上に来ていますがこれは消してもらって構いません。この記事の画像上では途中まで消していないので残っていますが関係ありません。)

選択肢を選ぶと瞬時に行き先のパラグラフへと移動するリンクですが、この時点で全てリンクがされています。いちいち手動で指定しなくてもいいので便利です。

ここから色々と編集していきます。

【基本情報の入力】

まずはメタデータを作ります。メタデータとはその電子書籍のタイトルや著者などのデータです。これを入れておかないとKDPなどで販売できるようにする形にビルドするときにエラーが発生しますので必ず入れておいてください。

16.jpg

「ツール」メニューから「メタデータエディター」を選択してクリックします。

16-1.jpg

タイトルと著者だけ入れてOKしてもらって結構です。それ以外は好みでどうぞ。

【文章の分割】

配布しているテンプレートを使って生成した場合、読み込んだファイルの「0.html」には「はじめに」と「ゲームブックのルール」と「プロローグ」が混在しています。これを別々のファイルに仕分けしてしまいましょう。

左ウィンドウに並ぶファイルの「0.html」をダブルクリックします。すると中央のウインドウの上に「0.html」のタブが追加されその下のウインドウに「0.html」の中の本文が表示されます。

17.jpg

その文章の「はじめに」の文章の最後、次の「ゲームブックのルールの手前の部分ですが、その部分をクリックするとカーソルがそこに現れます。

18.jpg

その状態でメニューバーの「編集」から「カーソル位置で分割」を選んでクリックしてください。

18-1.jpg

「0.html」が「はじめに」の文章だけになり、左のリストを見ると「0.html」の下に「Section0001.html」が追加されています。この「Section0001.html」に残りの「ゲームブックのルール」と「プロローグ」が表示されています。

同じ要領で今度は「ゲームブックのルール」と「プロローグ」を分けてしまいましょう。

19.jpg

このように「0.html」の下に「Section0001.html」「Section0002.html」とファイルが追加されました。それぞれ順に「はじめに」、「ゲームブックのルール」、「プロローグ」の文章となっています。
 さすがに分かりづらいのでファイルの名前を分かりやすいように変更してみましょう。

20.jpg

左のリストから名前を変えたいファイルを選択して右クリックするとメニューが出てくるので、「名前を変更」をクリックします。

20-1.jpg

自分はこのように「hajimeni.html」「rule.html」「Prologue.html」に変更しました。ちなみに日本語をファイル名にすると不具合がでるようなので半角英数字にしたほうが無難です。
このファイル名変更作業は分かりやすいようにするためのもので必須ではありません。わかるし面倒だという方は飛ばしてもらって結構です。どのみち電子書籍化したときにそのファイル名が表示される訳ではないので。

あとは最後のパラグラフの後に「エピローグ」と「あとがき」を添えましょう。

前にも書きましたが「エピローグ」と「あとがき」は「GameBookCompiler」で読み込むファイルには書かずに別途なファイルに打ち込んで用意してください。

一番最後のパラグラフ番号のファイル(ゲームのエンドのパラグラフではなく、リストの一番下のファイル)をクリックして選択します。
サンプルでは「30.html」がそれに当たります。それから右クリックして出たメニューから「空のHTMLファイルを追加」をクリック。

21.jpg

すると新しい空のファイルが追加されますので、それを二回追加します。それぞれ「エピローグ」と「あとがき」、用ですね。それらの文章が必要なければこの作業は不要です。

22.jpg

これも判別しやすいように名前を変更しました。必要ないならばしなくても結構です。

23.jpg

この追加した各ファイルに「エピローグ」と「あとがき」それぞれの文章を打ち込みます。

追加した時点で表示されていると思いますが(なければ追加したファイルをダブルクリック)、中央上のタブの追加したファイル名をクリックして空白の本文欄に「エピローグ」と「あとがき」の文章をそれぞれコピーペーストで流し込みます。

【文章のチェックと編集】

 文章の流し込みと分割が終わったら、各パラグラフの文章やリンクが正常に書かれているかチェックしてください。
「GameBookCompiler」のコンパイル前にチェックしたと思いますが、もう一度誤字脱字がないか一つ一つ読み返してみましょう。意外と見落としはあるものです。

 あと「GameBookCompiler」の制限で使えなかった【】や※の記号を本文で使いたい場合はここの編集で付け加えます。

パラグラフと選択肢のリンクはすでに設置されています。そして「GameBookCompiler」側で「番号を強調する」にチェックを入れた場合、パラグラフ番号や選択肢の番号は太字になっています。選択肢の番号と「〜へ進め」の部分が青色の太字になっているか確認しましょう。なっていない場合は「GameBookCompiler」で読み込む前のテキストで何かしら抜けている可能性があります。

24.jpg

青字の選択肢リンクをクリックすれば行き先のパラグラフ番号のタブが追加され文章が表示されます。色々と試してみて行き先が間違っていないかチェックしてください。
 これらの作業は自分の目で行ってください。読者が目で読んでプレイするものはまず作者が同じように目で読んでプレイしないと検品したことにはなりません。レシピ通りに作ったから大丈夫と味見をせずに出された手料理を客に出すようなものと例えればいいでしようか。

 あとは「GameBookCompiler」で設定していれば選択肢リンクの全てに「〜へ進め」の字が付加されています。
選択肢によっては「〜へ戻れ」というような文章にしたい部分もあるかと思います。その場合はそのまま「Sigil」側で編集してしまいましょう。この時はコードビューで編集したほうがやりやすいです。

25.jpg

編集したい文章を表示した上で「Sigil」の中央上段に「<>」と書かれたマークをクリックするとコードビューが表示されます。わからない人には難しい文字が羅列して混乱してしまいがちですが、これは文章と命令文が混在しているものです。

ここから変えたい選択肢の文を編集します。

2627.jpg

画像では「一へ進め」を編集して「一へ戻れ」にしました。

もちろんコードビューの「<>」の左隣にある本のマークをクリックするとブックビューとなり元の文章だけのビューに戻ります。ブックビューでも文の編集はできますが、その場合リンクの青字が黒字にならないよう注意して編集してください。

あとは太字にしたい文字なども編集できます。「A」の文字か六つ並んだアイコン群が文字装飾アイコンです。

28.jpg

それぞれ左から太字、斜体、下線付き、打ち消し線、下付き文字、上付き文字となっています。反映したい文字をドラッグして反転させ反映したいアイコンをクリックすると変わります。

あとはリンクしていない箇所でリンクしたい場所にリンクを貼ります。サンプルではエピローグがありますのでゲームセットのパラグラフに書いてある「エピローグへ進んでください。」の部分からエピローグへと進むリンクを貼らなければなりません。

29.jpg

文章のエピローグの部分をドラッグして反転させます。

30.jpg

上段のクサリのマークをクリックします。以前の記事で取り上げた「パラグラフにイカリを選択肢にクサリを」のクサリの部分ですね。パラグラフ毎にページが分かれているため今回はイカリは使いません。

31.jpg

「ターゲットを選択」のウィンドウが現れ、各ページの一覧が表示されます。そこからエピローグが書かれている「epilogue.html」を選択してOKを押しますと無事リンクされます。そのまま太字にしましょう。

32.jpg

エピローグのリンクが貼られました。

長くなりすぎましたので今回はここまで。
ちなみに縦書きなどの設定は後です。
posted by ゲームブック作成ツール集! at 22:30| ゲームブック創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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